014.お値段ってどうやってつけるといいんだろう?迷いがちなお値段の付け方のヒント

お値段の付け方次第で、売り上げが変わる?!コツをご紹介。

 

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岡田:こんにちは、声ラボの岡田です。

小代:こんにちは、可能性を広げるネットショップアドバイザーの小代です。

岡田:小代さん、今回も宜しくお願いします。

小代:宜しくお願いします。

岡田:今回はどういったテーマでお話しいただけるでしょうか。

小代:そうですね。商品の価格ってどのようにしてつけたらいいのかっていう質問が非常に多いので、その部分のお話をしたいと思います。

岡田:そうですよね。高くつけると売れないし、安くすると利益が少なくなるしどのくらいがいいのってやっぱりここが結構難しいところでもありそうですけどね。

小代:はい、そうですよね。

岡田:これ何か参考になるような指標なのか考え方なのか、なんかあるんですかね。

小代:えっとですね、参考になる考え方としてはまず商品、自分のお店に置く商品をまず3つの価格、3つって必ず3つじゃなくてもいいんですけれども3パターンにまず分けてみるっていうことが大事です。

岡田:なるほど。

小代:例えば、1000円台の価格帯、2000円台の価格帯、ちょっと上げて5000円台の価格帯っていうふうにまず商品を3パターンに分けるっていうとこからスタートしていってください。

岡田:なるほど。じゃあそのショップの中を見ると比較的安めなところ、中間くらいのところ、高めなところっていうふうな、なんかそういうふうに分けてみるといいっていうことなんですね。

小代:そうですね。まず値段をつける、つける前に大体このくらいっていう形に分けてみるっていうのすごい大事かなと思います。

岡田:はい。じゃあそれを、それぞれはどういった感じで分類していくといいですかね。

小代:松竹梅って言われる寿司のなんかあの、価格帯があるようにまず1番安いもの。商品の考え方としてまず1番安いものってやっぱりお客さんを引き付ける、これ安いじゃんって引き付ける商品。で、松竹梅の竹の部分は真ん中の価格帯で実は一番売りたいものをそこに持ってくる。で、最後高い松ですね。まあ売れればいいやくらいのちょっと高めでもいいと思うので。そこを持ってきて1番売れたいものを真ん中にまず持ってくる。

岡田:はー。じゃあそういった考え方を持って商品をちょっと分類していくっていう。だから最初安いのは、このショップこんな良い商品をこんな価格で売ってるな、売ってるよということでまず注目してもらって、ちょっと手に取ってもらうっていう。

小代:そうですね、はい。

岡田:他の商品も選ばせるみたいな感じですかね。そういった分類をしていって、ほんとに売りたい商品は中間的な価格帯で設定しておいて、そこがメインの売れる商品。で、高いのは売れたらすごくいいなっていうふうに、まあ売れなくてもいいけどっていうくらい。高めのも置いて置いておくことが大切なんですかね。

小代:大切ですね。高めのもの置いとくとお店のグレードが上がるんですよ。例えば商品が300円、500円、1000円の物とかよりは1000円、3000円、10000円とかあるとなんか良いように見えるじゃないですか。

岡田:そうですね。

小代:なので高めの商品はちょっと店のグレードを上げるっていう意味と、「ほんとは10000円のやつ欲しいけど高いからな。ちょっと妥協して真ん中にするか」っていう心ですね。なになにがいくらっていうところを考えるよりも全体の構成というか。そこをまず一番最初に考えていくっていうのがすごく大事。

岡田:じゃあ1個1個の商品の価格を細かくどういうふうにしてやろう、ここで利益をどう取ろうということよりも、トータルで売り上げが上がっていって利益が取れていくような考え方でいいっていうことなんですね。

小代:そうですね。結局商売ってその日その日の売り上げじゃなくて、期間もですけど1年通して利益がいくら出たかとか、お店の中の商品で売っていくらが出たかったいう、全体を考えなきゃいけないところがあるじゃないですか。

岡田:そうですね、はい。

小代:ただ、その目の前にある商品が利益がいくらで売れたかっていうのは、ほんとただの物売りというか。その商品を売ってるだけになっちゃうので、まず運営するっていうことは全体を見る。全体見ると意外と他のこと見えてきたりとか、これってなんか全然利益が取れてなかったなと思っても、例えばもうそれがお客さん付ける為の宣伝費だと思えば、赤字は困りますけど。例えば利益少なくっても広告費だと思えば、それでバランス、商品も売れて広告もできてみたいな感覚だったら良いと思うので。まずそういう考え方を、物だけ見るんじゃなく全体を見る。

岡田:いうことですね。

小代:はい。

岡田:確かにその商品があることによって、みんながショップに訪れてくれればまあ別にそこですごく利益取れなくても、みんなが来てくれて他の商品見てもらって、買うきっかけになってもらえればそれでいいんじゃないかっていうふうに思えるっていうことですね。

小代:そうです、そうです。そういう商品のことを入口商品っていう名前でいうんですけれども。まず普通にリアルのお店回ってても、外にワゴン販売とかしてるじゃないですか。

岡田:ありますね。

小代:そこで安いじゃんと思って、中見てみようって来てくれればいいので。そこですね。それをちょっと最初考え方をそういう思考方法に変えてもらうといいかなと思います。

岡田:確かに。うちの近くのスーパーでもですね、結構卵がある日は安く売るっていう曜日があるとすると、結構その日お客さんいっぱい入ってて。確かに色々買い物してるなっていう。

小代:そうですよね。

岡田:卵はあっという間に売れるかもしれないですけど、その商品以外のところもやっぱり皆さん買って帰ってらっしゃるので。そもそもお客さんがいっぱい来てるなっていう。賑わってる感じもすごく出てるから。そういった考えで自分のネットショップも作っていくっていうの大切なんだなって思いましたね。

小代:そうですね。その最初にお客さん引き付ける商品っていうのは、なるべく自分のお店の特徴が分かるような物がいいですね。

岡田;はい。じゃあ例えば、小代さんが今までやった中でネットショップやっててこんなところを最初の入り口の商品にしてやったとかって、なんかそういった事例とかございますかね。

小代:そうですね。まず私いくつかショップ、自分でやったのもあるし他の人のを手伝ったこともあるんですけれども。自分でやったやつの中で分かりやすい例が、ほんとは1番売りたかったのは5000円くらいする時計売りたかった。で、イタリアの時計なんですよ。なので、もう少しイタリアにまず興味がある人をお店に来てもらって、イタリアの時計を手に取る、手に取るっていうか見てもらうっていうことをしたかったので。イタリアのガラスのちっちゃいガラスのペンダントをまず1000円くらいで売って、それでお客さんが来てその模様、ペンダントの模様と時計の模様が一緒だったので。

岡田:そうなんですね。

小代:そうなんです。で、そこでこの模様が好きだわっていう人が時計を変えるように構成してさらに上のやつだともっと高い30000くらいの、ちょっと名前が今出てこない、紙を上に置くガラスの石みたいな。ああいうやつだったんですけど、それは別に売れたらいいやくらいの。そういった形で売りたい物と似たような物、そういうものをちょっとやっていく。

岡田:ていうことですね。だからそこの全く関連のない商品じゃなくてちょっと似たような雰囲気のものでちょっとグレードの高いもの。

小代:そうです、そうです。

岡田:そこでしっかり構成することによって買った方も興味持ってもらえるようにちゃんとショップ全体で構成を考えていくっていうことですね。

小代:そうですね、はい。

岡田:是非そういった感じで1つ1つの商品の価格も大切ですけど、ショップ全体としてどういうふうに売り上げを作っていくかっていうところがまず値付けとしてはすごく大切だっていうことですね。

小代:はい、そうです。

岡田:すごく参考になるお話ありがとうございました。

小代:はい、ありがとうございました。

岡田:次回もよろしくお願いします。

小代:はい、よろしくお願いします。